どうなる!?クローン病狭窄薬会社買収へ!
うぉぉぉぉぉ
マシですか!!!!
以前から何度も何度も渡した注目している会社
株式会社ステリック再生医科学研究所ですが、それが買収されるとのことです。
それも、の買収先が田辺三菱ですよ・・・皆さんもおなじみではないですか?
レミケードの会社で有名なあの会社です。
「いやいや、買収なんてよくある話でしょう」と思う方も多いでしょうが
以前からわたしが注目しているのは、この会社が作るSTNM01という狭窄を治すことが世界で初めて可能かもしれない薬を作っている会社なんです。
以下、過去の記事を参考にして下さい。
同じ内容の薬で、これだけ記事にしているので、個人的な注目度は抜群に高いわけです。
特に潰瘍性大腸炎の方の辛い症状が血便だとすれば、クローン病の一番の鬼門は狭窄だと思います。
これがあることで・・・
「つぶあんが食べれない」
「枝豆が食べれない」
なんてこと・・・「いやぁぁっぁぁ、ごまがつまった・・・・」
なんてことは起きないわけですからね。
その鬼門である狭窄がもしかした手術以外で治るとしたら、そりゃあ嬉しい限りです。
もう完治の薬が出来なくても諦めるから、狭窄の薬が出来ればそれでもいいと思えるくらいに切望する薬です。
が!!!それが買収って!!!!
どうなるん!!!!?って感じじゃないですか?
「今、世の中で狭窄で苦しんだり、恐怖のクローン病患者のみなさん!!!!」
とりあえず安心は分かりませんが
本買収により、自己免疫疾患領域にSTNM01が、将来の米国展開製品として、パイプラインの一つに加わります。
田辺三菱の一番の狙いはやはりSTNM01の薬のようですね。
それを基軸に将来の展開に繋がるということであれば、少しは期待できるのかな?
正直、田辺三菱の母体の大きさがあればもっと早く薬がわたしたちの手元に届く時間もグッと早くなるかもしれません。
現在、STNM01の治験に関しても
ステリック社は腸疾患関連の開発パイプラインとして、STNM01(糖硫酸転移酵素15(CHST15)阻害siRNA、二本鎖RNA製剤)を有しています。STNM01は内視鏡下で粘膜下注射により投与される核酸医薬品で、既存治療で効果不十分な患者さんを対象に想定しています。潰瘍性大腸炎およびクローン病を適応症とした開発をドイツ(適応症:潰瘍性大腸炎、開発ステージ:前期第2相臨床試験 終了)および日本(適応症:クローン病、開発ステージ:第1相臨床試験 終了)で進めています。
とのことですし、これはもうどうなるかは分かりません、続報を待つしかないでしょうね。
今日は更新するつもりは無かったんですが、急遽個人的にBIGニュースでしたので、記事にしました。
では。
クローン病、胃がんや、大腸がんなどを防ぐ可能性のある食品発見!
こんばんは。
3日連続更新になりますが、平日はまた通常通りに戻りますのでよろしくお願いします。
これは読んで頂ければ良いと思うんですが、本当にこれ結構すごいことなんじゃないかな?と思うんです。
クローン病にはオートファジーが関連あることは知っていたんですが、大腸がんや胃がんにも関連があったんですね。
研究の結果、ザクロ、赤ブドウ、梨、キノコ、レンズ豆、大豆、グリーンピースといった食品がオートファジー過程の働きに肯定的な影響を及ぼすことがわかった。つまり、これらの食品が一部の消化器系疾患の治療や予防に役立つ可能性がある。
それでいて、そのオートファジーに効果が見込める食品が見つかったということはそれによってに治療にも考えれるわけで
TNF-αなどの化学療法からのなにか転換に期待せざるおえないですよね。
ただ、効果のある食品においても大豆やキノコなどクローン病患者にはダメなものも含まれるのでそこが考えものですよね。
あ~梨好きだから毎日食べて治ったら嬉しいけどね!笑
潰瘍性大腸炎の白血球除去療法寛解達成後の予後について!
こんにちは。
前回の記事で200記事を達成していたみたいですね。
いや~凄い!と自画自賛ですが、
今回はかなり短い記事ですが、割と重要な内容になります。
クローン病の方には馴染みが少ないですが、潰瘍性大腸炎の方の治療の選択肢の一つではあるこの治療。
長期予後のデータが少なかったようですが、いい結果が出ているようです。
白血球除去療法での寛解1年後には非再燃率が63.6%とのことです。
つまり1年後には再燃は4割、非再燃は6割ということで割といい結果ですね。
やはりIBDの付き合い方としては、一時的に症状が良くなるだけではダメで、長期間症状が安定することが大事ですからね。
では、短い内容ですがここまで。
韓国において、クローン病とタバコの因果関係についての発表!
こんばんは。
少し久しぶりの更新になりましたが、書きたいことはたくさんあるんですが・・・
「ブログ書くのがめんどう!笑」
ま、そんな個人的なことはさておき
マウスを使った実験の結果、煙草の煙の吸引とクローン病の兆候である腸の炎症には関連があるとの結論が出された。実験では1日当たり20本のたばこの煙を1週間当たり6日間、数週間にわたってマウスに吸わせた。その結果、炎症や腸内の粘液のレベルを示す指数が高くなった。
以前からクローン病において、タバコは人体に有害なことはさておき、クローン病の症状を悪化させかねないのは分かってはいました。
少しまた改めてのような意味合いにもなりますが、やっぱり基本的には良くはないでしょうね。
また、実験ではたばこの煙と言うことで、私たち人間であっても「副流煙」などの影響で実際にタバコを吸わない人であっても
そのような環境下で過ごすことが増えれば、マウスの実験と同じようなことも有り得るのでは?と思ったのですが、どうでしょうね。
また、最後の方の記述にはこのようなことが
クローン病は気管の病気にかかっている人に多くみられる
え?そうなの?
個人的には気管支が弱いというのが自分には当てはまらないので、少し首をかしげますが、みなさんは当てはまるのでしょうか?
キスをすると感染するの・・・?クローン病、潰瘍性大腸炎の原因は口の中の細菌?
こんにちは。
台風21号が日本列島にブチ当たりそうで、いろいろと個人的には困ることが多いので本当に勘弁してほしいんですが・・・
不要な外出をしないと行けない休日ですが、みなさんは家でゆっくりして下さいね。
さて、久しぶりにちょっとした原因特定か?という関連のニュースです。
重要な部分を抜粋しますと
早稲田大学(早大)と慶應義塾大学(慶大)は、腸内細菌叢の乱れに乗じて、口腔に存在するクレブシエラ菌が腸管内に定着することにより、TH1細胞と呼ばれる免疫細胞の過剰な活性化を引き起こし、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)などの発症に関与する可能性があることをマウスを用いて示したと発表した。
と、言うことのようです。
しかし、記事の内容を詳しく読んでいくと気になるのが
マウスに経口で、クローン病患者の唾液を投与した場合に、増える細胞があったということです。
さらに、その中でも細胞が増えることに加えて腸管に炎症を引き起こすこともあったようです。
「ここで、ん?と思いませんか?」
なぜなら、人と人でもそういう行為をすれば唾液が健常な相手に移ることも否定できないのでは?ということです。
しかし、さらに詳しく内容を見てみると細胞が増えはしても、炎症が起こるマウスとそうではないマウスがいたということです。
では、その細胞の炎症が増えているときとそうではないときの違いはなにか?と言うと
アンピシリンなどの感染症の抗生物質を投与したマウスに、クローン病や潰瘍性大腸炎の患者の唾液が交わることによって起こるようなんです。
ただ、誤解しないで頂きたいのがあと最後の方に書かれているんですが
健常者の唾液を用いた実験においても、腸管でのクレブシエラ・ニューモニエの定着とTH1細胞の増加が観察された。このことから、TH1細胞を誘導するクレブシエラ属菌は炎症性腸疾患患者だけでなく健常者の口腔にも存在している可能性があることが示唆された。
と、あります。
健常者の方でも、長期的な抗生物質の投与によりわたしたちと同じようなことが口内で起きるということのようです。
なので、この研究から分かることはわたしたち患者は唾液によって感染などを起こすことは無いにしても、その一つの原因になることも否定できないと言えるのではないでしょうか?
ただ、今のところどちらか一方がクローン病や潰瘍性大腸炎で、その後のパートナーも同じように発症したというのは聞いたことは無いので
キスをしては行けないとかそういうのではないとは思うんですよね。
1つの原因の可能性はあったとしても、ここ近年で患者の増加が激しくなる要因とはどう考えても結びつかないからです。
みなさんのお付き合いした人で、同じように発症した人っていますか?
ほぼ100%そういうことは無いのでは?と思うので、もしこの記事で恋愛に抵抗を感じてしまうのであれば、最後に訂正をしておきます。
では、よい週末を。
小児期の炎症性腸疾患が将来の癌リスクに!
こんばんは。
あまりいいニュースでは無いですが、どうしてもわたしたちのような患者は危惧すべき内容でしょう。
1964-2014年のスウェーデンの全国患者登録簿(1万8810例)のデータを基に、小児期に発症する炎症性腸疾患と癌リスクの関連をコホート研究で一般集団と比較。中央値27歳までの追跡で、全癌ハザード比は、小児期発症の潰瘍性大腸炎患者で2.6(95%CI 2.3- 3.0)、クローン病患者では1.7(1.5 - 2.1)だった。
記事の内容から考えても、潰瘍性大腸炎>クローン病>健常者と考えて良いのでしょうかね?
まぁ、今回の研究内容は小児を対象としたものにはなるんですが、成人からの発症であってもそのリスクはやはり健常者よりは多いのは事実だと思います。
何度も書いていることにはなるんですが、やはり小児でのクローン病や潰瘍性大腸炎の発症はわたしを含め、ある程度成人に近い、もしくは成人してからの発症とは次元が違うと思います。
小さな年齢で鼻チューをしています。
なんてことを聞くだけで、なんとも言えない気持ちになります・・・
それに加えて、今回のような記事の研究内容の結果はより一層何も言えない気持ちになるばかりです。
おい!小学館!難病をバカにするな!
※今回の内容は口が悪くなっている部分もあるので、そういうのが嫌いな方はご遠慮下さい。
こんにちは。
まずはこちらをご覧ください↓
こちらの内容は、小学館が小学8年生向けに発売した雑誌の中で
安倍首相の潰瘍性大腸炎を「おながいたい」
・・・。
漫画自体の内容は、検索してみれば画像で出てくるんですが、あまりにもバカにしているような内容。
病気をネタにすることで良いことと悪いことの分別もつかないのだろうか?
これをまだ未成年の子供たちにむけて発信している意味を編集者は理解しているのか?
漫画の最後に
「こどもたちに楽しんでもらえるように面白く事実を書いている」
そんなような一文があります。
「は??」
いやいや、何を言っているんだよ・・・
もし、これを読んだ子供たちの中で身近に潰瘍性大腸炎の同級生が居たらどう思うよ?
「大変そうだ」、「可哀想だ」、「自分に出来ることは助けてあげよう」
そんなことを思うだろうか?
むしろ、逆じゃないのか?
いじめの対象などに挙がらないかが心配でたまらない・・・
色々な判断がつかない年齢の子供たちを対象に向けた雑誌としてはあまりにも許せない。
もっと、このニュースは大きく取り上げられる問題だと私は思います。
だから、最後にもう一度言います。
「おい!小学館!難病患者舐めるなよ!!!!!」