社会人のクローン病患者が完治を目指すのをおすすめしない理由
こんばんは。アキです!
最近、Twitterでもフォローして頂いているケンゴロウさんがなかなか攻めた記事を書かれていたので
「おっ!すごい!切り込んでいるな!」
と、お昼にエレンタールをパクパク補給しながら記事を読んでいました。
以前は、ブログ村で結構完治の言葉を見ることが多いかったんですが、今はTwitterで見ることが多いですかね。
わたしも別に完治するんであればそれで良いとは思うんですが
正直、今の自分の立場としてはそのリスクは負えません。
だって、「社会人」ですからね。
朝8時に出社して、夜の9時や10時まで働くわけなので
そこで、クローン病が治る過程での「リバウンド」でしたっけ?好転反応なのかな?
すいません。。そこらへんが曖昧ですが
確実にそんなことしてたら
「ぶっ倒れますよ・・・」
そこで何日も休んで休んで自宅で過ごすなんて普通の社会人なら無理です。
学生などの比較的時間のある過ごし方であれば大丈夫なのかな?
少なくとも、家庭があったりすれば尚更無理ですよね。
「いやいや、そんなこと言いながら自分は試していなからそんなこと言えるのでは?」
なんてことも思われるでしょうが
実際、わたしも2、3年前までは「完治」を信じて疑わない側でした。
なので、もちろん漢方も試しましたし、変な泥水も飲んだし、鍼灸も通ったし、整体も通ったし・・・
もう一杯やりましたよ。。。
でね。そういう治療を懲りずに4、5年したのかな?
その代償が、オペ2回、入院回数数十回。大腸10cm、小腸60cm切除。
そう!その価格はプライスレス♪
なんて冗談は言えない結果になったんですよね。
後悔しているのかと聞かれれば、即答で
「Yes!」
たくさんのものを失ったのでね。
得たものなんてものは無いかな。多分。。
周りにも迷惑かけるし(家族や会社とかね)、お金もたくさん消えて行った。
ただ、勘違いしないので欲しいのは「完治治療」を目指すならそれは目指して良いと思いますよ。
けど、それでもしかしたら死ぬようなことになっても、自分の責任です。人のせいにしたらあかんわけ・・・てか出来ないかな。
今は、レミケード、ヒュミラ、ステラーラなどなど治療の選択肢が増えてるし
自分みたいに完治目指して、レミケード離脱して悲惨な目に合わずに済む人もきっといるんだろうなぁというのが率直な気持ちです。
特に働きながらだとやっぱり大変なんですよね。本当に。。
会議中にトイレ行きたくても行けなかったり、吐き気が強くて接客中に吐きそうになるし、体力無いのに立ち続けなアカンかったり・・・
大学生のときにはどうにかなったことがどうにもならないことが沢山あって、本当に困ったことばかりです。
あまりネガティブなことばかり書いても仕方がないので最後に。
今は多少落ち着いてきたりすることも増えて、完璧では無いけれどエレンタールを取ってレミケードして、食事制限することである程度、社会人生活を送ることが出来ています(昨年の12月の手術後のこと)
※昨年の12月に手術をしていますので、そこら辺の記事も見てもらうと生々しいことしか書いてないですが良いかも。
全部が全部悲観することは無いですが、いろいろなことを経験したからこその今の考えなので、参考になるかは分かりませんが
なにかあれば全然質問して頂いて大丈夫ですから。
Twitterアカウントは「dive1090」です!
では!