H医大入院16日目

朝から採血で目覚める。

 

いつも思うが、看護師さんによってうまさが全然違う。

 

有り難いことに今日はアタリだ。

 

ほぼ無痛で終わる。

 

ぼーっと過ごしていると、先生がやってくる。

 

CRPも0ということで、明後日退院の方向でどうでしょうか?」

 

迷わず「はい」と答える。

 

手術したらなにが変わるのだろうか?

 

狭窄が取れただけと思っていたが、炎症数値も食事が再開しても0という数字に下がっていたのをみて実感した。

 

「あっ、手術した効果ってちゃんとあったんだ」

 

明後日の退院にそなえて荷造りなどを始める。

 

ついでに点滴も一本だけになったので、それが終わればあとは点滴を一時止めるので自由に動ける。

 

そそくさと準備をしてると、内科の先生が現れた。

 

どうやら術後の方針である。

 

外科からの連絡をうけて来たようだが、術後はレミケードは投与しないなどと言われる。

 

主治医との話と全然違うわけだ。

 

前回も術後にレミケード投与を希望したのに、投与せずに終わったが再発してレミケード再投与も効きが悪かったのに

 

また同じことを言うのか。

 

確かに話の内容などを聞いていれば、そうなのか。と思う部分もあったりはした。

 

しかしだ。

 

話の内容などどうでもいい。

 

人に話をするときの態度があまりに酷い。

 

ポケットに手を入れて患者と話す医師にだれが誠実さを感じるだろうか。

 

大きな病院であろうとも、どこかおかしな医師は居る。

 

挙句の果てには、明後日の退院?いやいや、こっちの内科チームでの話がまだなどと言うわけだ。

 

いやいや、退院と言われたらいろいろと準備や迎えなどもあるわけだ。

 

そちらも話すことなどいろいろあるだろうが、そこはお互い汲むところではないのか?

 

歩みよる姿勢のない医師に対して、患者がどう歩み寄る?

 

もしかしたら、このような一部の医師のせいで患者が治療から離れることもあるのかと考えるとなんとも言えない気持ちになる。

 

実際、そういうケースだってあるだろう。

 

言いたいことは沢山あるが、もう言わないでおこう。

 

とにかく退院であるのかそうでないのか?はっきりとして欲しい。

 

そんな夜を過ごした。