潰瘍性大腸炎新薬cobitolimod臨床で有望な結果

久しぶりに潰瘍性大腸炎の新薬情報です

 

新しい潰瘍性大腸炎治療薬Cobitolimod、 「COLLECT」臨床試験で明らかに有望な結果 :: みくも日誌|yaplog!(ヤプログ!)byGMO

 

リンク先は、クローン病潰瘍性大腸炎の患者さんなら

 

知っておられるでしょうか

 

CCJAPANの会社です

 

さて、今回の臨床結果では

 

欧州での成果報告になっています。

 

初めて管理人は聞いた新薬ですが

 

Cobitolimod は炎症を減少させ、粘膜の創傷治癒に重要な役割を果たしている薬剤で抗炎症性サイトカインの産生をもたらすTLR9アゴニストとして機能します。
 Toll様受容体9(TLR9)は、腸の損傷を保護し、その修復に重要です。
(※Toll様受容体 は細胞表面にある受容体タンパクで、病原体を排除する免疫機能にかかわる)

 目標は臨床活動指数CAIが4以下、第二目標は血便がないこと、週35回以下の排便回数でした。

 結果、統計的な有意差がなく臨床的寛解の目標は達しなかったものの、プラセボ患者群より症状の改善は有意でした。

 

臨床的寛解が達成できないというのは

 

果たしてどうなのでしょうか?

 

症状の自覚改善は進んでも臨床的な寛解

 

達成出来なければ

 

あまり期待が難しいと感じましたが

 

いかがでしょうか?