TNF-αの新たな阻害薬アプローチか?神大が発見したストローマ細胞とは?
こんばんは。
週末だけは頑張って更新するスタイルですがあしからず。
では、今後の新たな新薬アプローチにつながる可能性の情報です。
まだまだ初期の初期の話にはなるんですが、新たな薬のアプローチの可能性がありますよね。
今回、研究グループは、樹状細胞がTNF-αという炎症に関わるサイトカインを分泌することにより、ストローマ細胞の生存や維持に重要な働きをしていることを解明。
TNF-αはみなさんおなじみのレミケードやヒュミラであって、そいつらを阻害して炎症を抑えるわけですけども
今回の研究ではそこのアプローチの前に、ストローマ細胞というのがさらに関わりあいがあるのでは?ということが分かったということですかね。
今回の研究結果からは、TNF阻害薬の新たな作用機序として樹状細胞を介したストローマ細胞の制御が関与している可能性が考えられると共に、樹状細胞を標的とした新たな免疫抑制療法の開発が期待される
とのことですから。
近年、いろいろな新薬のアプローチがある中で、少しTNF-α絡みの新薬の話は減っていたと思うので久しぶりな気がします。
なんだかんだ言っても、TNF-αに関係する薬で「レミケード」ほどの効果のあるものは生まれていないわけですから、期待はあるかなと思います。
まぁ、問題は一体いつになるかですが・・・