次の期待の新薬?Upadacitinib後期第Ⅱ相試験で良好な結果!

こんばんは。

 

前回の記事はなかなか色々な人に見て頂けたようです。

 

まぁ、本人にとってみれば色々と不安なのが本音ですが。。。

 

さて、今日紹介するのは新薬の話ではありますが、今後クローン病潰瘍性大腸炎にも適用拡大されるのでは?という薬になります。

 

prw.kyodonews.jp

 

この新薬は主にはアトピー患者への薬として期待されているわけなんですが

 

本文引用:アッヴィが発見し開発したupadacitinibは、免疫関連炎症性疾患の病態生理に重要な役割を果たすJAK1を選択的に阻害するように設計された経口薬として研究が進められています(2,3)。関節リウマチおよび関節症性乾癬を対象としたupadacitinibの第III相試験が進行中であり、さらに、クローン病潰瘍性大腸炎、および強直性脊椎炎の治療薬としての検討も進められています

 

と、言う形で今後はクローン病潰瘍性大腸炎への治療薬にもなりうる可能性があるわけですよね。

 

で、気づいたでしょうか?

 

この新薬では、JAK1を阻害するように出来ているわけでして・・・

 

gmo100.hatenablog.com

 

以前に紹介した「フィルゴチニブ」でもJAK1を阻害する新薬なので、系統としては同じなのでしょうね。

 

まぁ、簡単に言えばレミケードやヒュミラ、ステラーラのように炎症を抑える効果が期待できるということ。

 

そして、大きな違いは「経口薬」であるということでしょうか。

 

正直、期待できる薬は本当にたくさん出てきているわけですが、個人的にはやっぱりレミケードを越える革新的な薬が無いのが残念ですかね。

 

では、また次回の更新で!

 

 


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