CRPが0でも内視鏡検査は受けるべきたった1つの理由!
こんばんは。
今日はタイトル通りなのですが、個人的には1年に1度は受けるべきだと思うのが「大腸内視鏡検査」です。
まぁ、本当はこれに小腸検査も受けるべきなんでしょうが、あれはなかなか簡単にポンとは受けれませんしね。
では、なぜ1年に1度は受けるべきなのか?
それは、炎症反応が血液検査では問題なくても、実際に炎症が無いかは内視鏡をしないと分からないからに尽きるからです。
それはなぜかと言うとですね
このような形でここ数カ月はCRPが0の状態が続いていたんですが、先日は術後初の内視鏡検査をしたわけなんですが
残念ながら、大腸と小腸のつなぎ目に潰瘍が出来ていましたし、軽い狭窄も見られたので決して寛解とは言えない結果になりました。
今まで血液検査が良ければ、内視鏡でもいい状態が保てているのでは?と思っていたのですが、身をもって分かったことはそうでは無いと言うことですよね。
病院や主治医の判断によっては、血液検査の結果が良ければ
「今年は別にしなくてもいいよ」
なんてことも言われると思います。
実際に自分なんかも言われることはありました。
が、結果的にはこの内視鏡検査をしなければ、今回のような症状は分からなかったわけですから、正直言えば知らなければ良かったな・・・と思う反面、知れてよかったとも思うわけです。
そりゃあ、CRPが0だと良い状態だと普通思うじゃないですか?笑
それが、内視鏡検査中に
「あぁ、潰瘍があるな」
なんて言われたら、やっぱり凹みますよね。
ちなみに、内視鏡検査後の数日後のCRPも0ですし、栄養状態などもすべて正常値の上での結果です。
多分、毎年内視鏡検査を受ける患者さんばかりじゃないと思うんですよね。
自覚状態も無く、血液検査も問題なければ検査は避けれるなら避けたいし、受けなくてもいいかな?なんて思うでしょう。
下剤を2リットル飲むのはしんどいし、検査は検査で苦痛だし・・・・
しかし、実際は何年も検査してないがために大変なことになっていた・・・
なんてことを言われていた患者さんが、何度か入院したときに言われてたのを思い出しました。
特定疾患の更新には、内視鏡検査を毎年受けるべき決まりなどはありません。
それでも、出来るなら受けるべきではないでしょうか?
気づいたときには、症状が進行していてもう手術するしかない・・・なんて状況を避けれるかもしれませんからね。
まぁ、とにかくこの結果を受けての今後の治療方針などについては、また後日書きたいと思います。
ちなみにこんな参考記事を一つ↓
では!