障害が目に見える人生か見えない人生か?どちらを選びますか?
こんにちは。
先日書いたこの記事
いつもよりもかなり多くの方に読んで頂いたようで、ありがとうございます。
今現在のわたしの想いや価値観であり、今後はまた変わるのかもしれませんが、自分自身も年月が経ったときに自分で振り返りたい一記事になりました。
あと、Twitterのフォロワーが100人を越えることが出来ました。重ねてありがとうございます。
Twitterでつぶやいていたんですが、年内にフォロワーが100人を越えたらオフ会を開く予定です。
また詳細が決まったら、こちらでも報告します。
さて、前置きが長くなりましたが
最近、NHKでとある特集を観ました。
やっていたのは朝の7時台の特集です。
その特集の内容と言うのが、顔に障害がある方のことを特集した内容でした。
そして、その方達のことをインタビューという形で本にしたものがこちら↓
「顔ニモマケズ」
著者は「夢をかなえるゾウ」でも有名な水野さんです。
タイトルは、「雨ニモマケズ」からのインスパイヤかもしれませんが、特集を見たわたしは休日に本屋で思わず購入してしまいました。
特集でも考えさせられる部分もありましたが、実際の本はそれ以上に考えることが多いかったですし、それ以上に響くものがありました。
何と言うか、ある意味社会生活を送る上ではわたしたちのようなクローン病、潰瘍性大腸炎患者よりも直接苦労する面が多い気がします。
特に、帯に「人の見た目が9割と言われる社会」のことが言われています。
外見はそれだけ社会生活で大きなものなんですよね。
わたしたちが抱える病気は、彼らの病気と違い「目に目ずらい障害」です。
だから、そのことで困ることは多くあります。
が、「目に見える障害」だって多くの困難なことがあるわけですよね。
もし、あなたがどちらかを選ぶしかないという選択肢ならどちらを選びますか?
読んでいて、自分自身に思わず問いかけてしまいました。
ただ、読んでいて凄い感心してしまう。いや、尊敬してしまうと言うべきでしょう。
「障害(病気)を受け入れながら、これからも悩み続けながらも生きていく」
そんな彼らの姿や言葉が、もうバシバシ刺さるわけですよね。
同じように社会生活で苦労をすることが分かるからだけでなく、彼らが経験してきて出した答えのようなものが「非常に深い言葉」だからこそ
健康な人たちであっても響くものがあるはずです。
今年読んだ本の中でも間違いなく人におすすめできる1冊です。
特に、IBD患者のみなさんやその周りの人達には読んでもらいたいですよね。
ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが、彼らの中の一人のお母さんが
「あなたがその顔で生まれて来てくれて良かった。それがあなただから」
と、顔のことで悩んで当たってしまったことに対してこのようなことを言われたとのこです。
別にわたし自身は、クローン病のような身体になったことを親に対して恨んだことはありません。
だからこそ、あまり親が自分自身を責めずにいて欲しいとは心の隅で思ったりしているので、ソッとこの本は両親に読んでもらおうかな?と。笑
ま、興味が少しでも湧いたかたは立ち読みでもしてチラっとぜひ読んで欲しいですね。
では!