人は見た目が9割と言うけど・・・わたしたち患者は?
こんにちは。
この時期に個人的には大きな決断をすることになりそうです。
なかなか勇気がいることではあるので、また決まりましたらこちらのブログでお伝えしたいと思います。
特に今回も、クローン病などの最新の情報とかではありませんがあしからず。
「人は見た目が9割」ということを聞いたかたはおられるでしょうか?
なにをもってどこまで9割かはあまり分かりませんが、そのような本が出版されていたことをご存知なかたは聞いたことはあるでしょう。
しかしながら、この人は見た目が9割の内容については知りませんが、見た目のせいで困ることはみなさんないでしょうか?
ここで言う困るということは、容姿などの話ではありません。
当然ながら、クローン病や潰瘍性大腸炎を抱えているという問題のことを指します。
つい先日、仕事をする中でお客様が団体で来られました。
その中に、療育手帳をお持ちの方がいたのです。
こちらとしては、その方にこちら側で配慮すべきことは配慮して対応をしたつもりでしたが、その方に付き添いで来た方にはそれでは不満だったのです。
「分かるやろ?療育手帳をこの子は持っているんだ!」
わたしの仕事は職業上、個人情報の関係がかなり厳しく、お客様の要望に応えられないことも多々あります。
こちらとしても精一杯のことをしても、やはり難しい現実があります。
療育手帳をお持ちであっても出来ないことは出来ないわけです。
ただ、わたしは引っかかることがありました。
それが療育手帳を持っているからという点です。
それを言ってしまえば、わたしも小腸4級の手帳があります。
ただ、それを振りかざしてなにかを伝えることはありません。
と、言うよりも見た目からでは分からないためにそんなことは伝わりません。
同じように、療育手帳をお持ちであろうと見た目で分からない部分はやはり分かりません。
社会は関係なく。容赦なく働かされます。
そんなに甘い現実が待っているわけではないことを知っていますし、同病患者さんで働いていない方のほうが稀でしょう。
程度によりますが、療育手帳をお持ちの方がすべて社会に適用できないわけでもないですし、それがそう簡単に世の中に浸透していないのも現実でしょう。
差別だってきっとある。自分だってなんどもありました・・・
手帳があるから、特別待遇しろ?丁寧に扱え?理解しろ?
少しだけ暴言になってしまいますが、お許しを。
最大限の配慮をそれぞれが行うことで精一杯です。
障害者差別解消法が施工されてもなにか変わりましたか?
変わりませんよね?
そう。そんな簡単に変わりません。そんなものです。
ストマの方が障害者トイレを使っていると、理解されづらい部分はあるでしょう。
多分、苦労されている方も結構いるんじゃないのかな?
見た目が普通だからこそ困ることって沢山あるんですよね。
もちろん、足や手が不自由なかたをないがしろにするわけでもありませんが、結局は見た目で分からないことは理解してもらえないことが多々ある。
そんなことをただ書いてみたかっただけでした。
では、お昼休みが終わればあとは仕事して明日からGW突入です。
みなさんもよいGWを!