クローン病のステラーラの2年間の長期投与データを発表!

 こんばんは。

 

あっという間に一週間が終わりますが、今週から3月と言うことで色々と心機一転な4月が近づいて来ますね。

 

同病者さんの状況とかあまり知らないので、今年は本気でオフ会したいですね。なので、開催目標のフォロー100人お願いします!笑

 

では、本題です。

ステラーラの2年間の投与データの結果は?

 

www.jiji.com

 

日本でも投与が始まったステラーラの投与データが発表されたようですね。

 

やはり、欧州や欧米のクローン病潰瘍性大腸炎の治療は一歩も二歩も先を進んでいるのが現状でしょうね。

 

ただし、割とこのような長期データが出たあとに日本では使えるというのはある種のメリットでもあるかもしれませんが。

 

そして、投与データの内容としては、8週ごとの投与と12週ごとの投与と分けての投与のようですが

 長期投与試験に参加し、96週までステラーラ(R)を継続投与された無作為割付け患者のうち、92週時において、ステラーラ(R) Q12W投与群およびQ8W投与群の79.2%および87.1%が臨床的寛解を達成し、90.9%および94.3%がCRを得ました。96週までステラーラ(R)を継続投与した全患者における92週時の臨床的寛解率およびCR率はそれぞれ70.7%および84.7%でした。

 

 どちらも臨床的寛解が大きいようですね。やはり、8週間隔のほうが投与の有効率も高いことは間違いないようですね。

 

副作用などのデメリットは?

 

しかし、死亡例も報告されています。2例ですが、窒息死と突然死。

 

因果関係は分かりませんが、それと同じく癌などの発症もあるようです。

 

44週~96週の間に2件の非NMSC(非メラノーマ皮膚癌)悪性腫瘍が報告され、内訳はステラーラ(R) 投与患者のセミノーマ(精上皮腫)とプラセボ投与患者の甲状腺乳頭癌でした1。

 

しかし、これプラセボの投与者でもこのような癌が出ているのは本当にステラーラと関係あるのかは分かりません。

 

安易に副作用と決めつけることは難しいとは思いますので、今はあまり気にすることではないとは思います。

 

また、投与患者が日本人でもありませんから、日本人に投与した結果として似たような副作用が出るのであれば少し考える選択肢になるとは思います。

 

まとめ

 わたしの個人的な意見とすれば、今のレミケードが効くことが無くなれば、ヒュミラを試すとは思います。

 

まだ、ステラーラに対しての関心があまり正直ありません。

 

レミケード>ステラーラ

 

ということを先生に聞いていることもあってか、今はレミケードの倍量投与が長くもつことの方が良いですかね。

 

もし、既にステラーラを試しているかたがいるなら、生の声を聞いてみたいですね。

 


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