H医大入院2日目

2日目の入院となると少し慣れます。

 

どういうリズムで一日が始まって、どのように過ごせばいいのか。

 

まぁ、今回で手術が2回目ですし何度か入院したことのなる病院だからとも言えるとは思いますがね。

 

ただ、検査自体はあるのでそこまでぼーっと過ごしていたわけでもありませんでした。

 

2日目は注腸検査があるのです。

 

大腸からバリウムやガスなどをいれてみるあれですけど・・・オナラとかを我慢する必要があるため

 

個人的には内視鏡検査の方がましなくらい嫌いです。

 

それはちょうど2年までしょうか?初めて手術をしたときに行ったのですが・・・辛すぎる!!!!!!!!!!!!!

 

体調に関しても狭窄の限界もあり、今回のように割と余裕な感じで受けたわけじゃないというのもあるでしょうが、辛かったなぁ・・・

 

でも、大人ですから我慢して受けます。

 

いざ、検査室に行くんですが病院の中を青い手術着みたいなもので動くので目立つんですよね。

 

うーん、視線が痛いぜ。なぜならお尻に丸い穴の開いたパンツも履いているから、余計に恥ずかしさも相まって。。

 

お願いします。その一声だけかけて始まるわけですが、結果としてはS状結腸が狭くて上までうまく注腸ができないという結果になりました。

 

だから・・・大腸全部を見るために・・・

 

「次の日は小腸ゾンデになるけど、ごめんね」

 

Noooooooooooo!!!!

 

説明しよう。小腸ソンデを好んで行うクローン病患者はいないくらい鬼門の検査なわけだが、わたしに断る権利などあるはずもなく

 

「はい・・・・」

 

ちなみに、注腸検査は以前よりも楽でした。楽と言うと変ですがマシですかね?これは体調が悪くならない段階で受けたのも大きいとは思いますが、その点は良かったですね。

 

そして、2日目の検査はこれだけなんですが麻酔科からの説明が待っています。

 

別にこれはあまり気にしないという方もいると思いますが

 

わたしにとってみれば重要なことなんです。

 

そう。麻酔がどこに打たれるのか。その一点に尽きるのです。

 

おそらく、手術をなにかしら経験したクローン病患者の方々からすれば背中に麻酔が2日ほど入っていなかったでしょうか?

 

しかし、わたしは違うのです。それが前回は出来なかったのです。理由は、血が止まりづらいという現実。

 

血液検査の結果でわかることなんですが、血が止まりづらいと背中から麻酔が打てません。

 

リスクとして、血が背中で固まってしまい、最悪の場合は下半身不随などが起きる恐れがあるからです。

 

けど、わたしは願いました。

 

「先生、お願いします。背中から麻酔を」

 

・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・

 

「ごめん。○○さん前回よりは数値が良いけどぎりぎりアウトやわ~」

 

Noooooooooooo!!!!

 

なんやねん!ギリギリアウトってなんやねん!

 

俺の血、根性見せて固まれや!!!!!!

 

無常にも背中からの麻酔は今回も断念したわけですが、なぜわたしはそれにこだわるか分かりますか?

 

背中から麻酔が打てないということは、おなかの痛みを抑えるのが弱くなるわけですし

 

背中から代わりに打つものが、なんかよく分からないんですけど麻薬成分が入っているみたいで頭がもうもうもうもうひどいんですよ

 

光がまともに見れないくらいに症状でして、これは背中から麻酔を打てるひとには分からない辛さです。

 

そんなこんなでがっかりして部屋に帰路するわけですが・・・

 

はぁ。。。