潰瘍性大腸炎、クローン病には「形質細胞様樹状細胞」が関与との研究発表
クローン病と潰瘍性大腸炎にどのようなことが関係して病気の症状を誘発するのか?
いろいろな研究結果が出ていますが、また新しい情報です。
宮崎大学が発表した情報によりますと、「形質細胞様樹状細胞」がクローン病と潰瘍性大腸炎への関与が分かったとのことです。
いままで免疫異常により炎症が誘発されることが一体どの細胞によるものかが分かっていなかったわけですが
今回の研究では、形質細胞様樹状細胞がサイトカインなどを誘発することにより炎症が活発になることが分かったとのことでs。
つまり、この形質細胞様樹状細胞が少なければいいのか?と個人的には思うわけですが
マウスの実験では、形質細胞様樹状細胞を欠損したマウスをつかうことで炎症の改善が見られたとのこです。
炎症の誘発に関わる細胞が見つかることは大いに喜ばしいことではありますが、そこから治療薬にどう活かしていくのか?
まだまだ先は長そうですね。